人生、生きていれば必ずと言っていいほど出会う嫌な人・苦手な人。
嫌味を言ってくる人
悪口ばかり言っている人
意地悪な人
必要以上に人を責める人
すぐにイライラして八つ当たりする人
これらの人たちとできることなら関わりたくないけど仕事などで避けられないことがあると思います。
今回はそんな嫌な人と関われないといけない状態になったときにどういう考え方をすれば気にならなくなるのかをお伝えします。
生きていく上で「嫌いな人」がいるのは当たり前なこと
子供の頃、大人から「誰とでも仲良くしよう」と刷り込まれた人もいると思いますが、これはかなり難しいことなので疑ってかかるべきでしょう。
人を嫌いになる、これは動物的本能で、敵の攻撃から身を守る防衛本能です。
嫌いという感情は、自分を守ってくれる感情。
「人を嫌いになること」「他人から嫌われること」も必要以上に恐れることはないし、当然のことだから、
大したことではないと考えれば、嫌な人が現れても気にならなくなると思います。
嫌な人の心理を知る
嫌な人は、なぜ人の嫌がることをするのか?
それがわかると相手を違う目で見ることが出来ます。
人は、自分と異質で協調できない人を嫌います。
それはその人のことを安心できないし、脅威だからです。
嫌な人の心の正体は、「劣等感から来る恐れ」です。
劣等感の強い人は、
「弱みを見せてはならない」
「負けてはならない」
「舐められてはいけない」
などの恐れが心の奥にあり、身を守る為に「攻撃的」になり、「弱い犬ほどよく吠える」のと同じで、心に余裕がないのです。
嫌な人が現れたら、「劣等感の強い人なんだな」「いつも恐れているんだな」「心に余裕がない人なんだな」と分かれば、嫌な人に対しての怒りも和らぐと思います。
嫌な人の悪口を言わずに良いところを探す
嫌な人の悪口を言っていたら自分自身もその嫌な人と一緒になってしまいます。
悪口を言ってもメリットはありません。
よくストレス発散になるっていう人がいますが、相手の欠点、短所、本来忘れていた相手とのエピソードを思い出したりして余計にその人のことが嫌いになりストレスがより増してきます。
聞かされている周りの人たちとの人間関係も悪化してしまいます。
人の粗探しは誰でもできることです。
それなら相手の長所を探す訓練をしてみましょう。
どんな人でも必ず長所はあります。
嫌な相手の長所が探せるようになれば、嫌いな部分が普通に思えたり許せるようになったりするはずです。
嫌いな人の粗探しをしなくなったときが、嫌いな人が嫌いじゃなくなったときです。
まとめ
人生生きていれば、嫌いな人ができるのは当たり前で、全員と仲良くなるのは不可能に近い。
嫌な人の心の正体は、「劣等感から来る恐れ」。
嫌な人の嫌な部分ばかり見ずに、長所を見つけられるようになれば相手を許せることができる。