慈悲の瞑想で嫌いな人に変化が起こる!?

人間関係

人間関係で苦しい経験を持った人は多いと思います。

もちろん私もその一人なんですが、この慈悲の瞑想を行なってから不思議と人間関係の悩みが緩和していきました。

今回の記事は嫌いに人との人間関係が苦痛という方に「慈悲の瞑想」の効果とやり方を解説します。

慈悲の瞑想とは?

仏教において慈悲とは、他の生命に対して楽を与え、苦を取り除くことを望む心の働きを言う。(引用:wikipedia)

慈悲の瞑想とは、自分や他人、特定の人などを思い浮かべながら、自分と他者に向けて好意が込められた慈悲の言葉を何度も唱えて心を唱える瞑想法です。

   慈悲の言葉 全文

  • 私は幸せでありますように
  • 私の悩み苦しみがなくなりますように
  • 私の願いごとが叶えれらますように
  • 私に悟りの光が現れますように
  • 私は幸せでありますように(3回)

 

  • 私の親しい人々が幸せでありますように
  • 私の親しい人々の悩み苦しみがなくなりますように
  • 私の親しい人々の願いごとが叶えられますように
  • 私の親しい人々にも悟りの光が現れますように
  • 私の親しい人々が幸せでありますように(3回)

 

  • 生きとし生けるものが幸せでありますように
  • 生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように
  • 生きとし生けるものの願いことが叶えられますように
  • 生きとし生けるものにも悟りの光が現れますように
  • 生きとし生けるものが幸せでありますように(3回)

 

  • 私の嫌いな人々も幸せでありますように
  • 私の嫌いな人々の悩み苦しみがなくなりますように
  • 私の嫌いな人々の願いごとが叶えられますように
  • 私の嫌いな人にも悟りの光が現れますように
  • 私を嫌っている人々も幸せでありますように
  • 私を嫌っている人々の悩み苦しみがなくなりますように
  • 私を嫌っている人々の願いごとが叶えられますように
  • 私を嫌っている人々にも悟りの光が現れますように
  • 生きとし生けるものが幸せでありますように(3回)

慈悲の瞑想のやり方

私は夜寝る前に心地よい姿勢で目を閉じて深呼吸をして気持ちを落ち着かせてから、全文を読み上げます。

声に出しても、心の中で読み上げてもどちらでも大丈夫です。自分に合ったやり方や言葉に変えても問題ありません。

YouTubeで「慈悲の瞑想」と検索すれば、慈悲の瞑想全文を読み上げている動画がありますのでそれを静かに聞いているだけでもいいと思います。

自分自身への慈悲

自分を大切にできる人でないと、他人へ慈悲など与えられないことから、

はじめに「私は幸せでありますように」と、慈悲を与える順番は、「自分」からになります。

大切な人への慈悲

自分が大切にしている人、家族、恋人、仲間、友人などを思い浮かべながら唱えます

生きとし生けるものへの慈悲

生きとし生けるものとは、この世に生きているすべてのものを指します。

命をいただく食材(肉・魚・野菜・果物など)、自然(太陽・風・水)など

私の嫌いな人への慈悲

嫌いな人を思い浮かべながら唱えます。

嫌いな人は、「反面教師」にできる感謝の対象でもあります

私を嫌っている人々への慈悲

自分のことを嫌っている人にまでどうしても慈悲を向けれない人は無理にしなくても大丈夫です。

 

慈悲の瞑想で得られる効果

慈悲の瞑想の効果

・ポジティブ感情が増えて精神面が安定して睡眠の質が向上して健康面が良くなる

・自分中心の考えや気持ちが減り、共感力が高まる

・自分の中での価値判断が和らぎ、良好な人間関係を築きやすくなる

などこれら以外にも効果はあります。

私は慈悲の瞑想を毎日続けていたら、ネガティブ感情が徐々に減っていきました。

職場で私に冷たい態度をとっていた嫌いな人が優しい態度に変化していきました。

「こんなの偶々でしょ!」なんて思われると思いますが、

慈悲の瞑想と出会う前、私は嫌いな人に対して憎しみや負の感情しか持っていませんでした。

当然その人との関係は良くなるわけがありません。嫌いな人は嫌な人で何も変わりませんでした。

慈悲の瞑想を知り、「嫌いな人の幸せなんか願えるか!」なんて初めは思っていましたが、

毎日3ヶ月ぐらい慈悲の瞑想をやっていたら、嫌いな人への憎しみや負の感情が薄れていき、

不思議と相手も態度が変わっていったのです。

ポイントは、相手に負の感情を抱くのではなく、心を込めなくてもいいので、

嫌いな人の幸せを願うのです!

難しいかもしれませんが嫌いな人にいつまでも憎しみや負の感情を持っていても悪い関係は変わりません。

「相手を憎み続ける」から「相手の幸せを願い続ける」に変えて、毎日慈悲の瞑想を続けていけば、

相手に対する負の感情が薄まっていき、不思議と相手の態度も変わっていくということです。

私はありませんが、中には職場の嫌いな人が転勤や退職でいなくなったなんて奇跡的な話もあるそうです!

まとめ

慈悲の瞑想は、自分、他人、全ての生き物に優しい気持ちと好奇心を持つことといつも心穏やかで幸せな感情で過ごすことが一番の目的だと私は感じました。

効果に関しては、瞑想が含まれているので、「健康面が良くなることはわかるけど、嫌いな人が優しくなるなんて信じられない」という人もいると思います。

しかし、嫌いな相手を憎み続ける人の心は決して綺麗ではありませんよね?

なら、憎み続けるより、相手の幸せを願う方が自分の心がとても美しいと思います。

相手のことはそう簡単に変えることができないと思いますが、

慈悲の瞑想を習慣にできれば、自分のことを変えることができます。

慈悲の瞑想は、悪い人間関係の悩みを解決する一つの手段だと私は体感しました。

毎日実践することで心にゆとりができて、日常の中でイライラすることが減ってくるでしょう。

人間関係で苦しんでいる方は、ぜひ毎日を習慣に取り入れてみてはいかかでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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